実地指導対策|障害福祉

障害福祉サービスの実地指導対策

実地指導とは道や市町村の担当者が施設にやってきて、
●必要な書類や設備がきちんと揃っているか?
●日頃適切な運営がなされているか?
等をチェックしていくものです。

「実地指導」とはいっても、結局のところは不正処分を目的としたものではないのです。
法に沿ってしっかりと運営されていれば全く問題はなく、むしろ日頃なかなか接点のない行政側とコミュニケーションを図るとっておきの機会…と前向きに捉えたいところではありますが、そうはいっても正直ちょっと怖い…というのが事業所側の本音ではないでしょうか。

そして、万が一、実地指導時に重大な問題があった場合には監査が行われ、指定取消になると、障害福祉事業を続けられなくなってしまいます。

実地指導は突然やってきます

事前に通知文書は届きますが、障害福祉の現場では常に実地指導を考えているわけではありませんから、「突然」と感じる事でしょう。特に初めての場合は、何が起こるのか不安になるものです。
※北海道では、実地指導は文書により3週間程前までに通知することになっています。緊急の場合は、3週間の猶予はありません。(北海道:指定障害福祉サービス事業者等指導監査要領より)

実地指導・監査で問題があるとどうなるか

実地指導で重大な問題があると判断された場合には、実地指導が「監査」に移行します。

北海道:指定障害福祉サービス事業者等指導監査要綱(抜粋)
実地指導中に以下に該当する状況を確認した場合は、実地指導を中止し、直ちに監査を行うことができる。
著しい運営基準違反が確認され、利用者及び入所者等の生命又は身体の安全に危害を及ぼすおそれがあると判断した場合。
自立支援給付等に係る費用の請求に誤りが確認され、その内容が、著しく不正な請求と認められる場合。

監査では発覚した問題の大きさにより、勧告・命令、指定または許可の取り消し等の処分を受けることになります。監査の結果、指定取消になってしまうと、今まで作り上げた障害福祉サービス事業が続けられなくなってしまうのです。

そこで、当事務所では障害福祉サービス事業経営の専門家が、施設の書類チェック、運用体制を点検し、緊急に対策すべき項目についての事前点検サービスを実施しています。

事前点検サービス

実地指導の現場では、基本的に都道府県単位で公表されている「指導監査基準」に基づいて調査します。指定基準には「人員基準」「設備基準」「運営基準」とありますが、実地指導は「運営基準」のチェックに最も重点を置きます。指定申請時に提出した各種規定等が、適正に運用されているかどうかが問われるのです。

指導に当たっては、まず、事前提出資料として下記のような資料の提出を求められます。
こちらの資料がそろっていないという場合、その時点で指導の対象となってしまいますので、確実に揃えておきましょう。

事前提出書類(一例)
1.

名簿、勤務表

2.

自己点検シート

3.

勤務一覧表(直近3カ月)

4.

重要事項説明書

5.

運営規程

6.

利用契約書

実地指導は、事前の整備とチェックが必須となります。北海道では、障害福祉サービス事業者向けの自己点検表を公開していますので、確認しておきましょう。
障害福祉サービス事業者等自己点検表

一例として、就労支援B型の場合のチェックを紹介します。

契約支給量の管理

支給量とは、その利用者がサービスを受けることができる一月あたり日数のことで、「決定支給量」と「契約支給量」という二つの概念があります。

「決定支給量」とは…
自治体が定めた支給量の総額のことです。利用者は、この支給量の範囲内で指定サービスを利用することになります。通常は一月の日数マイナス8日ですが、自治体によっては一律23日としているところも多いです。
「契約支給量」とは…
その事業所が利用者に提供できる支給量の限度をいいます。

利用者が複数の事業所のサービスを利用している場合は少々厄介です。これら全ての事業所の契約支給量の総数が、決定支給量を超えていないかどうかを管理しなければなりません。

その管理は、利用者の受給者証で行います。各事業所が、受給者証に必要な事項を漏れなく記載し、その写しを保管しておくことによって管理します。

実地指導でチェックされる事項は、主に以下の4点です。

●利用者の受給者証に必要事項をきちんと記載しているか。
●契約支給量の総量が、決定支給量を超えていないか。
●受給者証の記載事項等を市町村にきちんと報告しているか。
●受給者証記載事項に変更があったときは、上記に準じて処理しているか。

これらは受給者証の写し、市町村への報告文書の控え等によってチェックされます。

実地指導を受ける前に不安のある事業主の方は、まずは当センターにご相談ください。

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